- どうみゃく
- I
どうみゃく【動脈】(1)心臓から血液を身体各部に輸送する血管。 ヒトなど高等脊椎動物では, 肺動脈と大動脈があり, 血液は肺動脈から肺に行き, 肺静脈を経て心臓に戻り, 大動脈を通って体の各部へ運ばれる。 大動脈は順次に分枝して末端では毛細管となる。 動脈壁は三層から成り, 弾性繊維が多く, 弾力性・伸縮性に富む。 動脈が体表面近くを走る部位では, 心拍に一致する拍動が認められる。→ 静脈(2)(比喩的に)主要な交通路。II
「東海道は日本の~である」
どうみゃく【銅脈】(1)銅の鉱脈。(2)にせがね。「~だと思つて出してやつたかねは/滑稽本・続膝栗毛」
(3)にせもの。 粗悪なもの。「ああきつい~ぢや, 突出しから十日も働かぬ間に, ぶら病で/浄瑠璃・難波丸金鶏」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.